保育園の一大イベント!保育士が運動会で気を付けたい事とは?
保育士にとっても園児に取っ手も、また保護者にとっても、運動会というのは子供の成長を目の当たりにできる思い出に残る日です。
保育士にとってはそれまで園児と一緒に練習してきたお遊戯や種目を保護者の皆さんに披露できる人となります。
運動会はどの保育園でも行なわれている事ですし、保護者も祖父母も園児も、楽しみにしている一日です。
この運動会で保育士が気を付けるべきこともあり、準備についても運動会当日についてもしっかり心にとめておく注意事項があります。
運動会を保育園にとって園児にとって、またご家族にとって最高の一日とできるように、準備から当日まで注意しておくべき点を理解しておくべきです。
運動会までの準備、練習本番で時に気を付けたい事
近頃は夏じゃなくてもとんでもない熱さになることがあります。
運動会は通常9月、10月、最近は熱中症にならないようにと5月くらいに行うところもありますが、5月は暑くなり始める時期で園児も気温に対応できない時期です。
9月、10月もまだ暑い日が続きますし、夏の疲れが出やすい時期で疲労から普段よりも熱中症になりやすいといわれています。
そのため、脱水症状には十分注意が必要な時期なのです。
お子さんは夢中になると自分の体調がわからないこともあるので、水分がしっかりとれているか、真っ赤な顔をしている子がいないか、汗が妙に出ている子、ほかの子と比較して出ていない子がいないか、園児の様子を何時もよりしっかりと見ておきます。
保育園の園児の中には持病を持っているお子さんもいて、それが重篤な持病じゃなくても、興奮していると些細なことで悪化することもあるので特に注意が必要です。
大道具、小道具、準備はしっかりできていますか?
運動会で利用する大道具、小道具なども保育士が一生懸命手作りしているところが多いですし、保護者の役員さんが一緒に手伝うこともあります。
玉入れの玉、クラスのプラカード、園庭に飾る万国旗、この準備がしっかりできているか、ものがそろっているか、前もって確認が必須です。
旗は大丈夫だろうと思っていたら、利用できないものがあったり、玉入れの玉の数が足りないということもあります。
園児が帰宅してからこうした運動会で利用するグッズの数、また種類などが間違いなくそろっているか確認することも大切です。
予行練習は運動会の近くに行うことが多いので、その時に気が付いても間に合わないものもあります。
確実に当日、「ない」「足りない」ということがないようにしておくことも保育士としての重要な任務です。
アナウンスはぶっつけ本番にしないことが鉄則
いつもしっかりつかえているから、音が切れることなんてないからと思っていたら、運動会当日盛大なハウリング・・・ということもあります。
いつも利用している音楽機器だから大丈夫と思っていたら、いきなり音がでなくなったということも起きてしまうのが本番です。
アナウンスの練習はその場所において本番のように行う、CDを流す機器などは出来れば2台用意しておくなど、用意周到にしておきます。
実際の場所において練習し、不具合があったらすぐに修理に出す、時間があればダメなものでも新しいものに交換できます。