転職や上京してきて、東京で保育士として保育園に就職を考えている場合、どのエリアを選ぶのかが重要になってきます。千代田区、港区、目黒区、世田谷区、杉並区、豊島区では待機児童ゼロを実現したと言われていますが、保育士の数はまだ不足しているようです。

東京23区の保育園事情

東京都内、23区のエリアを、「都心部」、「副都心」、「西部」、「東部」に分けて紹介していきたいと思います。

都心部(千代田区、中央区、港区)

大使館や外資系企業が集中しているため、語学力を活かして働きたい人向きです。
大企業が立ち並ぶ都心部では事業内保育所も多いため、保育に集中できる環境になっています。

副都心(渋谷区、新宿区、豊島区、文京区)

就学前児童人口が多いため、待機児童数も多い南部。その分、条件の良い保育士の求人も多くあります。

西部(品川区、目黒区、大田区、世田谷区、中野区、杉並区、練馬区、板橋区、北区)

保育サービスを利用する子どもが多く、保育施設数も増加傾向にあります。オープニングスタッフとして働きやすくなっています。

東部(足立区、葛飾区、荒川区、台東区、墨田区、江東区、江戸川区)

長い歴史を持つ保育園の多いエリアです。23区の中でも自然が豊かでのびのびとした保育ができます。

東京エリアの保育園の選び方

エリアごとの特典を調べる

保育士の確保に積極的な自治体は、保育士のための補助制度を備えています。さらに独自のお祝い金を用意しているところも。
このような取り組みは年度によって変更する可能性があるため、最新情報をチェックしておきましょう。
また、中央区だと閉園時間が19:30と他のエリアより終業時間が1時間早いところもあります。特典というわけではありませんが、プライベートの時間を確保したい人には選択肢のひとつになるでしょう。

職場までのアクセスをチェック

自宅から職場まで距離があると通勤が大変です。一方、近すぎると保護者や子どもたちとプライベートで出会ってしまうことが頻繁にあったりします。
通いやすい場所で、適度な距離がある職場を選ぶといいでしょう。