保育園で働きたいと願う調理師さんの不安な事
保育園や幼稚園、小学校で給食の先生なんて呼ばれることもある保育園などで働く調理師さんは、食のプロ、調理のプロです。
調理師というとレストランや和食のお店など、店舗で働くイメージがありますが、実は給食に係る仕事もあります。
保育園で子供たちのために食事を作りたいと思う調理師さんもいるかと思いますが、やはり通常の店舗で働くのとは違い不安な事もあるようです。
保育園で調理師として働く場合、お給料はどのくらいなのか、どういう仕事になるのかなども不安に思う方が多いですし、求人はあるの?と心配されている人もいます。
仕事内容、お給料、求人等について知識を持津ことも必要な事です。
保育園の給食の場で調理師の配置基準はどうなっている?
多くの保育園で給食が行われていますが、ここで活躍されているのは調理師、栄養士です。
いずれも、食という事に関して深い知識を持っていますが、仕事内容は異なります。
栄養士は栄養に重点を置いてメニューを考案しますが、調理師は主に味を考えるスペシャリストです。
ただ小規模保育園では栄養士と調理師両方を配置していない事もあります。
認可保育園の基準をみると、入所児童数によって1人から40人なら給食調理員が1人、41人から51人に2人、151人以上に3人と定められています。
無認可の保育園については配置基準が設けられていない状態です。
調理スタッフとして保育園に就職するという場合、調理師の資格が必須という事はありませんが、有資格者の方が就職しやすいといわれています。
ただ、パート、アルバイトの非正規雇用の場合、無資格でもお仕事をされている人が大勢いるようです。
仕事は朝から夕方くらいまで
お仕事は朝9時くらいからで、調理器具の準備、当日の献立の打合せ、10時くらいから下ごしらえなどの調理に入ります。
給食の配膳の前に、アレルギーのあるお子さんの最終確認などを行い、12時から給食、その後、調理用具などを片付、13時、給食が終わってから食器の洗浄です。
食器などの洗浄が終了しておやつの準備、14時くらいからおやつ、その後片づけ調理場の消毒などをしっかり行います。
17時には今日の反省点、翌日の打ち合わせなどのミーティングを行い作業終了です。
延長保育がある保育園の場合、この後、調理がありますが、遅番の担当者が来る事もありますし、作り置きしておくこともあります。
保育園で働く調理師さんの年収は?
気になる年収ですが、働く保育園によって違いがあります。
一般的に30代女性の場合でも、16万から22万位と開きがあり、年収だと220万位から300万位までという感じです。
公立か私立か、それによっても違いがありますし、小規模か大規模か、規模によっても違いがあります。
パート、アルバイトが多く正規雇用が少ないという状況です。
非正規雇用の時給は1100円くらいからで、パートの時給としては高めといえると思います。