保育士のお給料のこと・・・退職金ってどうなの?

憧れの保育士になってやっと落ち着いてきたという新人保育士の方もいると思いますが、保育士で頑張っている人も、保育士になりたいと思っている人も、やはり気になるのは保育士の収入のことです。
保育士は公立保育園で働く場合と私立保育園で働く場合がありますが、退職金の話をほとんど知らないという人も多いといいます。

職場を探すときに退職金はどのようになっているのか、気になるという人もいますが、目先の月収、年収にとらわれてあまり考えたことがないという方も多いのです。
では、保育園の退職金制度や退職金の相場はどうなっているのか、これも理解しておくべきことだと思います。

退職金って大体もらえるものなの?

公立保育園で働いてる場合、地方公務員と同じ待遇になるので日ごろのお給料も、ボーナスも、勿論退職金もしっかり用意されているのです。
地方公務員と同額の支給があります。

では私立保育園はどうなのか、これは法律によって退職金を支払わなければならないと定められていないので支払う義務はないのです。
そのため、保育園によっては退職金制度などがない場合もあります。
今私立保育園に勤務されている方は、退職金が支給されるかどうかを確認しておくことも必要です。

退職金制度は正社員雇用について、基本的に対象とされているのでアルバイト、パートという形態で雇用されている場合、一般的に支給はないといわれています。
ただ、勤め先によってアルバイトやパートでも長く勤務してくれたということで、退職金を少しでも支払ってくれるところはあるようです。

退職金制度ってそもそもどういうもの?

人によっては退職金ってもらうべきものでしょ?と認識されている人がいますが、そうではなく、退職金は法律によって設置を定められていないものなので、退職金を支払わないからといって違反だ!ということは無理です。
就業規則などで規定されている場合は規則として雇用している人に払う義務はありますが、そうではない場合、支払う義務はなし、だからどんなに長く勤めても退職金が支払われないこともあります。

退職金制度について、転職した時には導入があった、就職した時にはあった、でも経営不振などでその後撤廃されたということもあり、絶対に、確実に支給されるものではないということも理解が必要です。
ということは・・・就職する保育園を選ぶとき、経営状態がいいかどうかをみるときに、退職金制度があるかどうかを確認すると経営状態がわかるともいえます。